緊急事態で男達はどんな様子だったか、その正解とは

孫が救急車で運ばれた日の出来事です。

先に言っておきますが、孫は無事です。

途中コミカルに綴っておりますが、その時はとても緊迫しておりました。

改めて、笑える今があってよかったと思います…。

目次

真夜中の着信

夜中の1時。私はふと目が覚めた。

この時間に目が醒めるのは珍しい…。

もう一度眠ろうとしたその瞬間、

娘からの着信に気がついた。

 

なにかあった?

はる君がおかしいの!!

電話口の娘の声は、明らかに普通じゃなかった。

どんな会話をしたかは、正直あまり覚えていない。

ただ、孫の様子が明らかにおかしくて、

救急車を呼んだということは理解した。

 

どうしよう

娘の声は緊張状態だった。

私は、今できる事をやるしかない!と

気合が入った。

まず娘を落ち着かせる事。

そして2人目の孫・さくらちゃんを預かる事。

救急車を追いかけるから、
さくらちゃんも一緒に乗って!

 

孫のはる君が心配で仕方なかった。

娘と長話できるような状況ではなく、

ただ私は急がなくてはならない。

出発の準備をしていると、再び電話が鳴った。

パニックで冷静になる

かけてきたのは娘の旦那だった。

夜通し仕事していて、今新宿にいるとのこと。

もうダメだーーー!!!

一言でいうと、大大大パニック

 

メダパニを何回撃たれてんだよ

級のパニックだった。

※メダパニ
『ドラゴンクエスト』に登場する代表的な補助呪文。
唱えることで敵を「混乱」状態にする魔法

不思議なもので、

これだけのパニックを見せつけられると、

ますます冷静になる自分がそこにいた。

 

昼に自転車で頭を打ったけど、
みゆかはわかってない!

OK、私がそれを
病院に伝える!

みゆかが電話に出ない!!!

救急車の対応中かもね!

こんな小さい子が
救急車なんて
乗らないですよね!?!?

お年寄りと子供は結構乗ってる(知らんけど)

もうタヒんでしまうかもしれない

 

…「大丈夫」とは言えなかった。

状況が全くわからなくて。

 

今できる最善のことをしよう

娘との会話はあまり覚えていないけど、

義息との会話は鮮明に覚えておる(笑)

真夜中のGPS

夫と共に車を出してすぐに、

再び義理の息子から電話がかかってきた。

その時、何度も何度も電話してきている事に気づく…


みゆかが電話出ないっすよ!!
頭打ってんのにぃぃ!!

今私向かってるから大丈夫よ!

どこの病院ですか!?

多分◯◯◯病院だと思う。

その時、私はふと思い出した。

GPSの存在を。

 

いざという時のために、

家族で位置情報共有していた。

すっかり忘れていたのだ。

そうだ!
GPSで追いかけられるじゃん!!

義息のメダパニのお陰で、

私の脳が回転しはじめた気がする。

GPSを伝えた瞬間、義息の声色もパッと変わったのがわかった。

 

俺も追いかけます!!

少しだけ未来が明るく感じられたのかもしれない。

真夜中の一触即発

大通りに出ると、

気になる車と並走することになった。

 

爆音のヘビーな音楽が鳴り響き、

車高は低く、BODYも赤だの青だの…

 

今そんなイベントいらない…

耳の聞こえない夫はその車に気づかず、

まっすぐ前を向いている。

青信号になると夫が先にスタートしてしまった。

信号で止まる度に、なんとなく隣の車が接近しているように感じた。

ただそう感じただけかもしれないけど、

とにかく私は並走しているのが気持ち悪かった。

 

巻き込まれてる時間は絶対にない

 

私は咄嗟にハンカチを取り出して、顔全体を覆い、

頭を上下に揺らして

号泣している様子を表現してみた。

どんなバカでも(←失礼)

号泣している人間に喧嘩を売る奴は居ないのだ。

 

察しろ!!アホんだら!!

もはやどちらがやからかわからない。

その車は次の信号で左折し、事なきを得た。

 

私の思い違いかもしれない。

偶然左折しただけかもしれない。

しかし、リスクヘッジできた自分を

また少し好きになった(どうでもいい)

 

何も知らない夫は、突然妻が号泣し始めたので

「孫に何かあったのか」と心配したのではなかろうか。

彼はずっと無言だった。

 

GPSを確認しながら走ったけれど、

位置情報は娘の自宅から動かなかった。

娘の家に到着すると、

目の前に救急車が止まっていた。

救急車に乗り込む娘と孫

救急隊員に抱っこされた孫は、

ちょうど救急車に乗り込むところだった。

救急隊員は、近づく私を見て少し警戒した様子だった。

どういうご関係ですか!?

祖母です!

失礼いたしました

私のTシャツに描かれたぬこが、

まさか祖母が着るはずはない。と、

救急隊を錯乱させたに違いない。

(どうでもいい情報)

 

さくらちゃんを預かり、

私と夫は娘の家で待機した。

 

孫は容態が落ち着いたそうで(熱は39.8℃)、

早朝に娘と一緒に帰宅した。

義息も新宿から戻り、

全員でホッとしながら朝を迎えた。

※みゆか側のストーリー、はる君の病状など含めて

後日YouTubeで発信するそうですよ。

みゆかチャンネルはこちら→

パートナーの正解ってなんだろう

今回改めて思った事は、

私の夫みゆかの夫のテンション。

(心配の対象が息子と孫で少し立場は違えど)

そういえば過去を思い出してみると、

妊娠の報告をした時も

夫は無反応に近かった。

(驚きすぎた…とは言っていたが)

 

パニックになられても困るし、

逆に冷静すぎて「本当に心配してるの?」と

疑う事もあるかもしれない。

正解のゾーンが狭すぎる…

 

パートナーの行動は、

自分にとっての正解を出す道具ではないから

大大大パニックを見せた義息のお陰で

冷静な自分を保てたのと、

彼がどれだけはる君を愛しているかがわかり、私はそれがちょっとうれしかった。

 

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